医学部の予備校を選ぶ場合は、ホームページを隈なく確認しましょう。その時、立地や周辺の環境、予備校の施設についてもチェックしてください。まず、優先する必要があるのは、予備校の立地です。長期に渡って通う必要があるので、足を運びやすい立地を選びましょう。通学が負担になってしまうと、ストレスが溜まるだけでなく、体調管理にも支障が出ます。大手だったり、有名な予備校ということだけでなく、立地も予備校選びには必要な基準です。予備校通いは、長期戦であることに注意してください。 さらに、予備校周辺の環境にも注意です。受験勉強が佳境を迎えると、帰宅時間が深夜になる場合があります。治安が悪い環境だと、それなりの備えが必要になってきます。特に、女子生徒が通う予備校を選ぶ場合は、治安の悪い立地は避けた方が無難です。防犯には、十分に気をつけてください。さらに、周辺の飲食店やコンビニエンスストアなど、お店もあらかじめ確認しておきましょう。昼食や夜食が必要な場合、気軽に入れるお店があるかどうかも、予備校の環境に関わります。家族がお弁当を用意しにくい場合は、食事が摂れる環境である必要があります。予備校そのものだけでなく、周辺にも気を配ってください。
医学部の予備校では、さまざまな施設を用意しているところがあります。予備校の施設の内情も、必ず確認しておきましょう。まず確認しておきたいのが、自習室など一人で学習できる環境があるか、という点です。授業の合間や、授業前などに、自習できる場所が確保されていると、自分で学習できるペースをつかむことができます。大手の場合は設けてあるところが多いですが、小規模の予備校になると小さかったり、無かったりする場合があります。そうした場合は、他に自習できる場所を見つける必要があります。
さらに、教師との面談室など、個人的に質問ができたり、教えてもらえるスペースがあるかどうかも確認しましょう。そうした施設が用意されている予備校は、一人一人の生徒指導に熱心であることを見分ける基準になります。また、友達とおしゃべりしたり、リラックスできるスペースにも注目です。そうした場所があると、精神的なストレスが緩和されます。
また、予備校のなかには、食堂を設けているところもあります。授業の合間に買いに出かけたり、お弁当を用意するという負担が無いので、勉強に集中したい生徒には便利です。ただし、時間帯が制限されていることが多いので、利用時間にも気を配りましょう。